営業女子のつぶやき〜派遣業界で頑張ってます〜

人材派遣会社の営業が、日常を書き綴っていきます。良い事ばかりじゃないけれど、悪い事ばかりでもない。そんな毎日を、少しでも楽しんでいただけると嬉しいです。

派遣営業のリアル②〜派遣営業のここが大変〜

派遣営業に限らず、仕事をしていれば大変なことってあると思います。私は、大変だったことや辛かったことはすぐに忘れ、嬉しかったことや良かったことを執念深く覚えているタイプなので、引きずってはいないものの、「大変だなぁ」と思うことを、ベスト3形式でお伝えします。

[第3位]生理現象の我慢
猛烈に忙しい時だと、30分刻みでアポイントが入っていたりすることがあります。また、アポイントの開始時間は決まっていますが、面談の内容によって長引いたり、短く終わったりと、まったく読めません。そして、忙しい日に限って、1つの面談が長引いてしまうこともあるあるです。

そんなときに辛いのが、生理現象。

トイレぐらい2分もあれば出来るのですが、その2分すら作れない日があります。ここで2分遅れると、信用を失うだけでなく、その次のアポもその次のアポもどんどん遅れてしまうので、とにかく全移動をダッシュでやりこなします。

私の過去最大「我慢」は、13時30分頃に最初にもよおして、実際にトイレに行けたのが16時過ぎ。我慢のしすぎは身体に悪いので、まずはアポの取り方を見直しました。

[第2位]自分の力で解決できない
何事もない時はいいのですが、派遣スタッフの方の就業先で、何か問題があった時、とにかく無力だなぁと痛感します。

具体的に言うと、「仕事が少なすぎて苦痛。何かやることありますか?と聞いても、ないと言われてしまう」という相談があった場合。もちろん、親身に話を聞くこと、「こうやって聞いてみたら?」といったアドバイス、派遣先企業に改善をお願いすることはできますが、実際に私が改善をすることはできません。私では、解決できないのです。

もし、自分が直属の先輩や上司だったら、何とかしてあげられそうなことでも、派遣営業という立場では、「お願いする」ところまでしかできません。悩んでいる人を目の前にしての無力さは、ジワジワくるタイプの辛さです。

[第1位]ミスマッチが起きる
どんなにキッチリしっかりやっているつもりでも、ゼロにはできない「ミスマッチ」。派遣スタッフの方から見ると「こんな職場とは思わなかった」「こんな仕事だと思わなかった」というもので、派遣先企業さんからすると「もっとPC出来ると思ってた」みたいなものを、ミスマッチと言います。そしてこのミスマッチは、派遣スタッフの方からの意見が圧倒的に多いです。

私は、企業さんから派遣のご依頼をいただいた場合、必ず出向いて、業務内容のヒアリング、必要なスキルの確認、指揮命令者の人柄チェック、職場の雰囲気の確認をします。

ミスマッチは絶対に避けたいから。

ミスマッチが起きたとき、1番辛いのは、実際に働く派遣スタッフの方です。我慢して働き続けて下さったとしても、自分に合わない職場で働くのは苦痛です。合わないので退職という選択をするにしても、そういった選択をしなければいけないストレスも大きいと思います。

ただ、どれだけやってもゼロにはなりません。実際に、私がその職場で働いているわけではないので、実は意地悪なお局がいても、気がつきません。そもそも、私とは別の性格、経験、スキル、価値観を持った派遣スタッフの方が働くわけです。私が「良い」と思ったことを、他の人が「良い」と思うとは限りません。客観的に見ているつもりでも、やっぱりズレが生じます。

まだまだ勉強が必要ですね。

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